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マンション分譲会社の用地仕入れ部門とは?

マンション分譲会社の用地仕入れ部門とは?

マンションを建設するための土地、いわゆるマンション用地を探してくる部署ということになります。

営業先としては、銀行などの金融機関、不動産仲介業者、税理士、企業、お寺など、様々です。ちなみに、不動産仲介会社は、賃貸仲介ではなく、売買仲介をメインに扱っている会社にアプローチします。駅前店舗は、賃貸仲介をメインにしている会社が多いです。売買仲介をメインにしている会社は、ビルの一室など、あまり目立たず営業しているところが、経験上、多いです。地権者調整を得意にしている業者、昔の言い方で言うと地上げ屋(笑)も同様です。地権者調整を得意にしている会社は、相続案件、等価交換を得意にしていることも多く、頭脳派集団です。

法人、企業に対しましては、会社四季報を片手に片っ端から連絡します。企業の総務部宛に電話連絡し、【遊休地ございませんか?社宅でお困りなことございませんか?】などとアプローチしていきます。

お寺に対しましては、土地を売却することができないため、定期借地権付きマンションを提案していきます。

また、空き地、いわゆる遊休地を見つければ、法務局へ行き、公図(こうず)、土地登記簿謄本【今はコンピューター化されており全部事項証明書といいます】を取り寄せ、土地の所有者を調べます。そして、土地の所有者にアプローチします。

マンション用地は、せんみつの世界と言われております。土地の情報を1000件取得し、そのうち3件が検討に値するかどうかの世界です。非常に大変な世界です。土地の仕入れルートを増やす、何より人脈が非常に大切です。

自分が死に物狂いで探した土地に、マンションが立ち、即日完売になったときの感動は忘れません。人が実際にマンションに住み、笑顔で生活をされているのを目の当たりにしたときの感動は忘れません。

マンション用地の仕入れ部門の仕事は、何億ものお金が動くスケールが非常に大きい仕事です。まさに、マンション開発分譲会社のプロジェクトリーダーであり、エリート部署でもあります。